ただ地面に立っているだけ、足元に落ちている石ころを拾うだけ、そんな素朴なことからも物語ははじまる。その物語は雲のようにふわふわと宙に浮いてどこかへいってしまうこともあれば、植物のように根を張って成長することもある。雲はどこかで雨を降らせるかもしれないし、植物は花を咲かせてを呼ぶかもしれない。物語を想像しての上に描きだしてみたり、物語を一緒に読み解くために足元にあった石ころをきれいに並べて誰かにみせてみたり。ささやかな表現がそこにうまれる。今度はただ立っていた地面から歩き出して、、街や公園で自然を観察してみる。その場所と繋がっている自然物はその場所らしさを教えてくれたり、見れば見るほ知れば知るほどその多様な姿を現し私達の表現までも自由にしてくれる。私は自然観察と表現の間で、何かが循環していくこと(朝と夜、季節、自然のサイクル…)を体感しながらアーティストとしての歩みを続けています。

 

各項目について

news … ワークショップや展示のご案内など近況をお伝えします。

works … プロジェクト、インスタレーション、ワークショップ、ドローイング…活動を発表形態ごとに分類して紹介しておりますが各要素が組み合わさった活動(例えばワークショップによって作品が進化していく展示、ドローイングを活用したワークショップなど)も多くあります。

photo … プロジェクトやワークショップなどを時間の流れ、空間の変化とともに写真でとらえた記録です。活動の詳細はworks内に掲載しています。

workshopbook…ワークショップの記録、ワークショップをご依頼頂くにあたっての参考資料としてまとめたものです。PDFでのお渡しもご希望に応じて行っております。

自然物+α…いままでの活動を要素ごとに分類したページ。地面、石、植物…海、火、太陽など。

地面の書…しばらく謎に包まれたままの長期的に進行するプロジェクトです。