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2020/10/26
ブナの森の道具屋さん -あたたまる- オンラインの対話
今年は現地入りできずにいる福島県只見町。今年参加してくれる予定だった明和地区の子どもとオンラインでご対面。僅かな時間でしたがテーマを “あたためる” として交流を試みました。
あたためる、ついて子どもたちに質問したり相談したり。「只見の人にとって特別な木ってなんだろう」という質問に「ブナ!」と即答。なんだか羨ましいく思いました。あたたまる方法についての質問はみんなの日常から森のお話へ。ブナセンターの方に実際に森から採集してきてもらった自然物をみながら、ブナの森の生き物たちがどんなふうにあたたまるのかな、ということを想像してもらったり。ブナの葉の使い方は「お誕生日にプレゼントをする」という声があがりました。生き物同士、ブナの葉を贈りあう光景を想像し心がほんのりあたたまる、そんな時間を過ごしました。
冬にむけてあたためる、今の時間であたためる、関係をあたためる…。オンライン上ではありましたが事前に送らせてもらった“あたたまりそうな絵”を対話中に子どもたちに囲んでもらい最後に切り分けて委ねてみることに。
今度会えたら一緒に森へ行こうという約束もできたので私も気持ちをあたためつつ時期を待つことになりました。