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project

“粟島船の航海 ”

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2016.7-11

岩田とも子、松田唯そして粟島の島民をも巻き込んだユニットANDNAの作品。

粟島芸術家村事業として活動し瀬戸内国際芸術祭にて発表。

 

粟島を船に見立て2ヶ月の滞在制作を含むアートプロジェクトを行いました。瀬戸芸期間中は船室の一つをイメージして武道場に展示。アートプロジェクトでは“船で使うもの”を“島にあるもの”を使って島の方たちと一緒に作りました。岩田、松田が感じた粟島とそこでの暮らしは船の上と似ていることが多くその感覚を島の方たちと共有してみると、より日常が面白くみえてくました。島の暮らし方は人それぞれですが貝がら拾い、畑、身近な素材を使ったものづくり、絵、など生活の一部になっているようなことを題材にライフジャケットを作りました。ライフジャケットは船の上では命を守るものですが、貝がらなど皆さんの生活に密着した素材でつくることで生きがいや暮らし(ライフ)をまとう、といった意味を込めました。島の皆さんとの共同制作によっていろんなライフジャケットをつくることができました。船のアイテムとして、貝がらマストやウミホタルの停泊灯に道具や材料を集めて整理したセントラルストア。その他、風を読みとる風カーテン、島に伝わる気象にまつわる話からできた気象計、畑甲板にまつわる模型などを創作しました。

展示の様子はこちら

 

 

プロジェクトの過程

4月27日 リサーチのため粟島入り

7月6日 滞在開始 ※粟島芸術家村事業のプログラムとして7/6〜8/31まで。日常的にワークショップの場としてアトリエを開放し島の方々と制作を行う。

8月1日 展示会場の整備

8月19日 風カーテン染めのワークショップ

10月4日 完成

10月9日 NHK高松 粟島たんけんワークショップ「みちしるべコンパスをつくろう」

11月7日 撤去開始 

11月9日 撤去完了