works
Installation
“ 物語現象 ”
2015年
調布市内であつめられた廃材から作品を制作。廃材を自然物と同様に観察、分類しながら会場で即興的にインスタレーション作品に取り組む。
“物語をつくりだす材料が元素のように存在していてそれらを組み合わせるごとに現象として物語が形づくられていくのではないか。それはある二つの廃材を組み合わせて「ゾウの目のようにみえる」と思ったことにはじまる。目の中心となる廃材の穴は少し歪んでいて表情があるようにみえたしもう1つの廃材にあった不規則な模様は生き物の骨格のようにも顔に施す化粧のようにもみえた。廃材が加わるごとにそのゾウの性格や背景がまわりに漂いはじめていく。ここはその廃材による物語現象を研究するための実験部屋である。”